基本設定

メインメニューからは、DeepMetaの機能の一部を直接開くことができます。

DeepMetaを使用するには、iStockおよびDeepMetaサーバーと通信するために、インターネットアクセスが必要です。ファイアウォールやウイルス対策スキャナーを使用している場合には、DeepMetaがインターネットにアクセスできるように設定してください。

ダウンロード後に初めてDeepMetaを起動したとき、メインウィンドウは空の状態です。「基本設定」ウィンドウが自動的に開き、「ESP資格情報」などの設定を求められます。

初回の起動以降に、この「基本設定」ウィンドウを表示するには、メインメニューから「基本設定」を選択してください。

「全般」タブ

「ESP資格情報」欄

ESPログイン情報を入力します。注意:これは、ESP以降前に使用していたiStockサイトへのログイン情報ではなく、ESPサイトにログインするときに使用する新しい資格情報です。資格情報は、堅固に暗号化されたフォーマットで、お使いのコンピューター上にのみ格納さ

れ、パスワードは安全なSSL接続を介してGetty Images ESPサーバーとの間でのみ交換されます。プライバシーについての詳細は、こちらをご覧ください。

このウィンドウで「確認」ボタンを押すことで、iStockログイン資格証明をテストできます。ログインしようとしてエラーになる場合は、「ヘルプ」ボタンをクリックしてログインヘルプを参照してください。

「アップロード地域」

Getty Imagesは複数のサーバーを世界各地に配置しています。「アップロード地域」リストでは、居住地から最も近い地域を選択してください。より近いサーバーを選択することで、アップロード速度が向上します。どちらが良いか分からない場合、または近いサーバーが複数ある場合には、どちらが早いか実際にアップロードして試してみても良いでしょう。

「言語」

キーワード入力は様々な言語で行うことができます。初期設定では「English」となっていますので、ドロップダウンリストからキーワード入力に使用したい言語を選択ください。

ヒント

キーワード入力は、必ずここで選択した言語でのみ入力ください。例えば、「キーワード設定の言語」で日本語を選択しているのにもかかわらず英語でキーワードを入力すると、システムが読み込めず販売サイトに反映されません。 「DeepMeta言語」設定では、DeeoMetaのUI(ユーザーインターフェイス)言語を設定します。現時点では世界的に利用者の多い主要言語のみから選べますが、今後、他の言語も追加していく予定です。

「ファイル処理」

DeepMetaでローカルのコピーを作成したい場合は、ファイルタイプ別に「ローカルコピーを作成」のボックスをチェックします。これは作品ファイルの保存にリムーバブルドライブを使っているときに便利です。ファイルのアップロードが完了するとDeepMetaは自動でローカルコピーを削除します。DeepMeta 2では、「ローカルコピーを作成」が全ファイルタイプに対して有効で、この設定を変えることはできませんでした。DeepMeta 3では、動画のアップロードも可能になったため、サイズの大きい動画ファイルをローカル保存したくないユーザーのためにこの設定が追加されました。

ここまで設定すればDeepMetaの使用を開始できますが、「基本設定」ウィンドウには、他にも「詳細」と「ソフトウェア更新状況」の2つのタブがありますのでここで簡単に説明しておきましょう。

「詳細」タブ

「アップロード設定」

アップロード後はすぐ審査に提出する方が多いため、初期設定では「アップロード後に提出」にチェックが入った状態となっています。DeepMetaでアップロードした後にESPサイトで最終確認をした上で提出したい、という場合はチェックをお外しください。この設定や用途がよくわからない場合は、チェックを入れたままにしておいてください。

「2つ目のパスワードを使用」

アカウントの共有については、2つ目のパスワードについて詳しく説明しているページを参照してください。

「システム情報」

DeepMetaのサポートにお問い合わせをいただくとき、ここに表示される情報が必要になる場合があります。また、状況によっては、ここにある「DeepMataローカルデータベースのクリア」機能を使うよう指示または提案されることもあります。ユーザー自身の判断で使う機能ではありません。「基本設定のクリア」ボタンを押すと、「基本設定」ウィンドウの情報がすべて初期状態に戻り、ローカルに保存されている資格情報も削除されます。

「DeepMeta v2のデータのインポート」

DeepMeta v3をインストールして最初に使用するとき、DeepMeta v2で使っていたデータは使用されず、インポートもされません。2017年2月1日に導入された新しいiStock/Getty Images ESPシステムは、古いデータと互換性がないからです。「DeepMeta v2のデータのインポート」機能を使うと、DeepMeta v2からポートフォリオデータをインポートできますが、一部に制限もあります。ひとつは、キーワードが新しいGetty Imagesのキーワードリストと互換でないこと、もうひとつは「国」など新しいフィールドの一部がDeepMeta v2には存在しなかったことです。「★Views」、「★Downloads」、「★Royalties」の各フィールドは重要と考えられるので、DeepMetaファイルリストに列として追加することができます。これらのフィールドには、前回DeepMeta v2を同期した時点でのファイルごとの状態が反映されています。

##「ソフトウェア更新状況」タブ

このウィンドウで、お使いのDeepMetaが最新版かどうかを確認できます。テストバージョンについても情報を希望する場合には、「アルファ/ベータ版もチェック」のボックスをチェックしてください。「DeepMetaを終了してダウンロードページに移動」ボタンをクリックすると、ブラウザーでダウンロードページが開きます。新しいバージョンを正常にインストールできるよう、DeepMetaは自動で終了します。

The 'Account select' tab

確定

「OK」ボタンをクリックすると設定が確定され、「基本設定」ウィンドウが閉じてDeepMetaのメインウィンドウに戻ります。ウィンドウ下部のステータスバーの左に、現在のログインステータスが表示されます。このエリアをクリックすると、「基本設定」ウィンドウが開きます。